2024年度実施実績MV
集客・販路拡大コース

製造・販売ジェイアンドシーサプライ株式会社

2003年設立。中国雑貨の輸入貿易事業からスタートし、オリジナル雑貨、アクリルグッズ商品の企画・制作・販売に事業を拡大。自社プリント工房も設けている。

▲写真は、鈕 剣宇さん(集客・販路拡大コース参加)

BEFORE
  • アイコン ブログの運用を外部業者に委託するが、知識がないため、具体的な指示を出せない。
  • アイコン サイトへのアクセスが少なく、依頼の受注につながらない。
  • アイコン DXという言葉は耳にしていたもののその価値や重要性は深く理解できていない。
AFTER
  • アイコン SNSマーケティングを学んだことでペルソナやタイトル、キーワードを指定して発注できるように。
  • アイコン 月に数十件だったアクセスが1000件近くに。具体的な問い合わせや受注件数が増加。
  • アイコン DXの本来の価値やマーケティングの重要性を理解し、経営者としての視野が広がった。

外部任せのSNS運用を改善し、情報発信の精度を上げて
アクセス数が大きく向上。

  • デジタルの知識に乏しく、外部委託会社との意思疎通に課題。

    2025年に創業22年目を迎えた当社は、スマートフォン周辺アクセサリーやオリジナル雑貨、アクリルグッズ商品の企画・制作・販売を行っています。国内に自社工房、海外に提携工場があり、各種グッズを小ロットから作製できる点が強みです。経営者の私を含め、現在9名のスタッフが働いています。 当社は以前からオンライン上の集客に力を入れていて、商品のカテゴリー別に複数のサイトを展開しています。一方で、社内にWebに強いスタッフがいないため、サイトの作成や広告運用、ブログの更新などは、すべて外部の協力会社に委託していました。このやり方は効率的ではあるものの、社内にノウハウが蓄積されません。また、こちらがWebの知識が不足している状態でお願いしているので、うまく意図が伝わらず、期待する効果が出ていない不安もありました。Web集客についての知識を身につけたいと思い、YouTubeで動画を見てみましたが、得られる知識が断片的で、なかなか身につきませんでした。そこで「デジタルマーケティングの知識を体系的に身につけ、自分の考えや意図をしっかり伝えたい」と考え、このプログラムに参加しました。

    代表取締役  鈕 剣宇(ジュウ ケンウ)さん
    代表取締役鈕 剣宇(ジュウ ケンウ) さん
    中国出身。1991年に日本の大学に留学。卒業後、九州の船舶機器メーカーで海外営業担当として6年間勤務。その後、上京して独立し、ジェイアンドシーサプライを設立。
  • マーケティングの重要性を再認識し、実践ゼミで応用力を養成。

    Udemyの学習では、まずDXの概念について学びました。これにより「DXやAIの活用は一過性の流行ではなく、会社としてこれからずっと向き合っていかなければいけないものだ」という思いを強くしました。 次に学んだのはデジタルマーケティングの基礎です。マーケティングは、Web担当者だけの業務だと考えていたのですが、お客様に価値ある商品・サービスを提供する一連の活動全般を指すことを学びました。当社はこれまで、「依頼された品をいかに低価格で、品質よくつくるか」を重視していましたが、こちらから商品やサービスを提案することの重要性を再認識できて、経営者としての視野が広がっています。 実践ゼミでは、XやInstagram、Facebookなどの各SNSの特徴をあらためて学び、それぞれの特徴に応じた情報発信に挑戦しました。他の受講者と一緒に参加し、課題を提出。他社の取り組みもとても参考になり、刺激を受けました。また、このプログラムの講師は、実務に携わっている方が多く、自分の経験に基づいて講義をしているので、非常に勉強になりましたし、次の具体的なアクションにつなげやすかったです。

    • 経営課題の整理

      経営課題の整理
      経験豊富なDXコンサルタントとの
      面談を基に経営課題を整理
    • 経営課題の整理

      育成スキルの明確化
      DXスキル診断の結果も踏まえ
      現在地と育成したいスキルを明確化
    • 経営課題の整理

      学習計画書作成
      育成スキルのレベルと内容に応じた
      個別最適な学習カリキュラムを作成
  • お客様目線に立った情報提供を実現し、アクセス数が100倍近くに。

    プログラムを通してSNS運用の実践的な知識が得られたことで、今はブログのターゲットのペルソナを設定し、タイトルとキーワードをこちらで選定してから委託先に発注できるようになっています。情報の精度が高まった結果、サイトの月間アクセス数が数十件だったものが、1000件程度にまでアップしました。「こうしたアイテムができないか」という具体的な問い合わせも、月に2、3件程度届くようになっています。 さらに、動画配信も見直したいと考えており、今後はグッズにデザインを印刷する際のデータ入稿の方法など、お客様目線に立った動画を準備していく予定です。 当社の経営理念は「すべての人に“最大の価値”と“最高の笑顔”をソウゾウする」です。これを実現するためには、経営者自身が勉強して、「ジェイアンドシーと取り引きできてよかった」と評価していただけるようにならなければいけません。お客様はもちろん、自社のスタッフにも信頼してもらえるよう、今の自分に満足せず、常に学び続けたいと考えています。

    自社企画のアクリルスタンド。お客様から依頼され“推し活”グッズも制作している。
    ▲自社企画のアクリルスタンド。お客様から依頼され“推し活”グッズも制作している。
  • 担当したラーニングパートナーからのコメント

    学習計画をしっかり立て、限られた時間のなかで学んでいく姿勢に感銘を受けました。受講されている会社のなかでも特に、明確な目標を立てて、達成されているのが印象的でした。「設定した目標をなぜクリアできたのか」「なぜ今回はダメだったのか」をご自身のなかで分析して理解されていました。圧倒的な実践量が本当に素晴らしいと思います!

    担当したラーニングパートナーからのコメント

プログラム参加企業の事例